KINCARN INTERNATIONAL SCHOOL(キンカーンインターナショナルスクール)──ますます広がる社会の多様性に対応、世界に羽ばたく子どもを育てる!
施設へのこだわり、特長はなんですか?
4つの教室と体育館そしてオフィスがぐるっと庭を囲む設計になっていて、オフィスからすべての教室を見渡すことができます。採光の良い明るい室内で元気に過ごしている子ども達の姿を、いつでも見守ることができるようにしてあります。
また、園内3か所に、陸・空・海を描いた壁画があります。
スクールを建てた当初、コンクリートの壁にどうやって絵を描こうかと思い募集をかけました。たくさんの応募のなかから選ばれた美術学校の生徒さんと先生が、毎夏描きに来てくださいます。
はじめの年には、表側に宇宙の絵(空)を、次の年には(陸)園庭の延長線でジャングルと都市を、その翌年には竜宮城(海)を、そして4年目の今年は駐車場に車の絵を描いてくださいました。
近隣の方や保護者の方々にも好評でホームページや封筒にも壁画を使用しています。
園児にはもちろんのこと、地域の皆さんにも喜んでいただきたいという思いから壁画を毎年描き続けていただいています。
外装や内装は、外国の幼稚園をイメージされているのですか?
特にそういうことはありません。各国の先生方が多国籍の子ども達とともに教室内の装飾を作っていますがそれが自然に国際色豊かな雰囲気になっているのでしょう。
とてもきれいな園内は、どうやって維持しているのですか?
施設は、5年前に建設されました。清潔さを保つため、清掃業者にはいっていただいています。また、安全を基本に設計してあります。
食育へのこだわり、特長を教えてください。
子ども達の国籍が多様な当園では、外部からの給食かお弁当かを、自由に選択できるようになっています。
食物アレルギーや、お弁当作りをしたい保護者の気持ちにも対応する形になっています。宗教上の理由で日本の食べ物が食べられない園児もいるのでその場合はその国の文化を尊重しています。
また、園児達は、パンケーキやサンドイッチをつくるクッキングプログラムや、植物を育てたりすることも楽しんでいます。
教育カリキュラムについて教えてください。
私達の教育の中心になっているのは『グローバル教育』です。園生活と授業の基本は英語です。
イギリス、ジンバブエ、ドイツ、ベルギー、ポーランド、カナダ、フィリピン、アメリカ、そして日本の9か国の先生がいます。各先生が出身国の行事を行い、園児達はいろいろな国の行事を楽しみながら体験できます。行事の際は、大使館もとても協力的です。
英語のみに力をいれるインターナショナルスクールが多い中、当園では日本語や日本文化の習得も大切に考えています。どちらの言語も大事にしながらバランスよくやっていくことに力をいれています。
保護者にも、英語の習得以上に母国語の習得が大事なことを伝えています。また、体育や音楽も大切なカリキュラムです。
様々な国籍をもつ先生やお友達と過ごすことで、園児達が多様性を当たり前に感じてくれるといいなと考えています。
ここでは、誰も国籍を意識したり気にしたりしません。区別や差別をしない人を育てていくことは大きな目標です。
授業の基本は英語ということですが、入園前には英語を話すことのできない子ども達も大丈夫なのでしょうか?
子ども達は2~3週間もすれば、英語での生活に慣れます。子ども達にとって、英語は学問ではなく、生活の一部です。
何も知らない生まれたばかりの赤ちゃんに両親がどんどん話しかけていくようにどの言語でもどんどん話しかけていくことで人は体得していきます。
運動・音楽など情操教育への取り組みを教えてください。
日によってカリキュラムが組まれています。「音楽」「体育」「ダンス」「リトミック」「Show&Tell」など、多彩なプログラムを行っています。
「Show&Tell」というのは、みんなの前で何かを紹介し(例えば、家から持ってきた自分の好きなぬいぐるみなど)続いて子ども達からの質問にも答える、といったプレゼンテーションです。インターならではのプログラムですね。週替わりでやるのですが、子ども達は自分の順番を楽しみにしています。
人に伝える、人前で話す、自分を表現する、といった大人になってからも大切なスキルをトレーニングしています。
なぜインターナショナルスクールを作ろうと思ったのですか?
日本の幼稚園とインターの幼稚園、それぞれに良さがあります。その両方の良さを兼ね備えた幼稚園が今後の社会には必要だと思ったからです。
日本の教育のレベルは世界的にみても高いです。それらを含めたくさんある日本の良さを世界に発信していくことも大事にしたいと考えています。
卒園生には将来どんな大人になってほしいですか?
子ども自身のなりたいものになってもらうのが一番ですね。自分の頭で考え、自分で行動するようになってほしいです。
インターナショナルスクールというと、一般的には「グローバルに活躍してほしい」という答えを想像するかもしれませんが、そうではなく、世界中どこにいても自分の足で立つことのできる自立した人間を育てたいと思っています。
更に自分のためだけではなく、誰かのために、何かのために生きることができる、そんな人になってほしいですね。
KINCARN(キンカーン)といえば?
『グローバル教育の基礎づくり』です。
大切なのは日本語だけでも英語だけでもないはずです。その両方を理解し、そして世界を知りあらゆる国や人を尊び平和や幸せをグローバルな視点でとらえ活躍する人の基礎力の芽を子ども達の中に培っていくことです。
すでに始まっている地球規模の変化を見据え、私達と共に次世代へのパワーと豊かな心を持った子ども達を育んでいくことを大切にしています。
KINCARN INTERNATIONAL SCHOOL(キンカーンインターナショナルスクール)
住所
〒210-0026
神奈川県川崎市川崎区堤根37-1
最寄駅
JR川崎駅 東口より (アゼリア側) 徒歩 8分、西口より (ラゾーナ側) 徒歩10分
京急八丁畷駅より徒歩3分
開園時間
8:00~18:00
連絡先
TEL:044-233-3970 FAX:044-222-3980