ハーバーキッズ保育園 関内・馬車道──子ども達も保育士も笑顔で輝く、365日保育


ハーバーキッズ保育園 関内・馬車道さんについて教えてください。
当保育園は2017年5月に開園し、定員45名、0歳から5歳児を対象とした企業主導型保育園です。開園曜日は月曜日から金曜日で、土日祝日も開園しています。開園時間は7時半から20時半までと、働く保護者のニーズに応えながら柔軟に対応しており、基本的に365日開園しております。
園の特徴を教えてください。
「未来に輝く子ども達の笑顔のために」という思いのもと、子ども一人ひとりの個性を大切にし、見守る保育をモットーにしています。保護者の方も安心してくつろげるような温かい雰囲気の園を目指しています。
子ども達の笑顔を引き出すには、保育者自身が心から保育を楽しみ、一人ひとりのペースに合わせて見守りながら関わることが大切です。そうすることで子ども達は安心して自分を表現し、のびのびと成長していきます。子どもと大人が共に笑い、共に学び合う、そんな温かい保育を日々実践しています。


見守る保育とは、具体的にどのようなことをされているのですか?
例えば、子ども達ができないことに直面した時、保育者が手伝うことはありますが、自分で頑張ろうとしている姿が見える時には、過度に介助せず、近くで見守りながら「こうやってみよう」「こうするとできるよ」といったアドバイスを伝える程度にしています。子ども達が「できた」という達成感を味わえるようにし、一緒に喜び合うことで自信に繋がるよう意識しています。
カリキュラムなどはありますか?
英語や運動といった外部プログラムは導入していませんが、お散歩の延長として消防署や警察署の見学に出かけ、地域の方との交流を通して防災や交通安全について学ぶ取り組みを行なっています。

食育について教えてください。
食育は毎月行なっており、保護者の方が家庭でも取り入れやすい食材を使い、「普段食べている野菜がどのように作られているか」を知ることで、食への興味や食べ物を大切にする気持ちを育てています。
食材はオイシックスさんから届けていただき、園で調理して提供しています(自園調理)。各園の調理スタッフがその園に合わせた献立を作成し、アレルギーがある子どもには小麦や卵を抜いた食材を使用するなど、同じ空間で一緒に食べられる工夫をしています。


建物や内装面でのこだわり、子どもへの配慮などはありますか?
当園の内装の特徴として、各クラスの担任が子ども達の月齢や発達に合った環境配置を自分達で考え、ロッカーやコット(寝具)の位置などを自由に調整できるようにしています。これにより、日々の生活動線がスムーズになるほか、危険な箇所があれば各クラスで修正するなど、安全面も含めて柔軟に対応しています。


この地域ならではの良さを教えてください。
関内というと都会的なイメージが強いかもしれませんが、実は自然が豊かな場所も多くあります。例えば赤レンガ倉庫の隣にある芝生では、子ども達が思い切り走り回って遊べますし、新港中央広場などでも青空の下で体をたくさん動かせます。これはこの地域ならではの魅力だと感じています。
また、駅から近く通いやすいため、保護者の方がお子様をスムーズに預けて仕事に向かえるという利便性も特徴です。


職員が働きやすい環境を作るために、何か取り組んでいることはありますか?
当保育園では有給消化率が100%で、持ち帰り業務や残業もなく、勤務内に業務を終えられるよう職員同士で協力し合っています。シフト希望も1か月ごとに提出してもらい、ほぼ100%希望通りに休みが取得できます。土日祝日に出勤した場合は、翌週の平日に振替休日を取得できるため、休みも充実しています。
365日開園しているのに、先生のシフトを組むのは大変だと思いますが、希望通り有給が取れて残業もないのですね。
そうですね。残業はほとんどありません。
最近始めた取り組みとして、園長である私との個人面談があります。不安や悩みを一人で抱え込まず、話を聞いてもらえたり、認めてもらえる安心感を持つことで、自己肯定感の向上に繋がると考えています。話しやすい環境を作ることで、一人ひとりが保育園を作り上げているという意識を持てるようにしたいと思っています。
職員のスキルアップに繋がる園独自の取り組みはありますか?
定期的に園内研修を行なっており、今年度は嘔吐処理研修を実施しました。冬になると感染症が流行し、胃腸炎などで嘔吐する子ども達が出るため、正しい手順で対応できるようにしています。また、心肺蘇生法やAEDの使い方なども全員で共有し、乳幼児突然死症候群への対応も含め、万一の時に冷静に対処できるようにしています。
人間関係を良くするための取り組みはありますか?
社内ルールとして、必ず目を見て挨拶をすることを徹底しています。朝に「おはようございます」と元気に挨拶することで、全員が気持ちよく過ごせる環境作りをしています。また、休憩時には職員が自然に1つのテーブルを囲み、たわいもない会話をしながら笑い合うことで、チームワークの向上に繋がっています。


この園で育った子ども達には、将来どうなってもらいたいですか?
保育園で過ごした子ども達が、どんな環境でも自分らしく輝ける人になってほしいと考えています。そのために、人生の基盤となるこの時期に「自分は愛されている」「自分にはできる」という自己肯定感の土台をしっかり育てることを大切にしています。子ども達が思いっきり笑い、保育者自身も楽しみながらサポートすることで、大人になった際に自信あふれる笑顔で様々なことに挑戦できる人になってくれたらと思います。
今後やっていきたいこと、展望を教えてください。
仕事に行かないといけないけれど、子どもが発熱して預けられる場所がないという保護者のニーズに応えられるよう、病児保育・病後児保育・体調不良児の受け入れを検討しています。慣れていない病児保育室に預けるよりも、普段通っている保育園でいつもの先生と一緒に過ごせる環境の方が、子どもも保護者も安心できると考えています。
この園の1番の魅力は何だと思いますか?
職員がやりたいことを実現できる点です。保育園は保育者自身が楽しみ、会社を巻き込みながら全員で作り上げる場です。一人ひとりの「やりたい」を発信し受け入れてもらうことで、仕事へのやりがいを感じつつ、子ども達の反応や成長を間近で見守ることができます。
うまくいく自信がなくても挑戦でき、失敗しても次はどうすればいいか話し合える環境で、子ども達が笑顔に溢れる日々を作るために保育内容を工夫している点が、この園の魅力だと思います。
ハーバーキッズ保育園 関内・馬車道

住所
〒231-0007
神奈川県横浜市中区弁天通3丁目43-1 サングレイス関内2階
アクセス
みなとみらい線 馬車道駅より徒歩3分
JR京浜東北線・市営地下鉄ブルーライン 関内駅より徒歩5分
開園時間
月~日・祝 7:30〜20:30
連絡先
TEL:045-228-8083



