仕事の幅も広がる!保育英語検定を取るメリットとは
小さなうちから英語に触れる機会を増やしたい! と考える保護者が増え、幼児期にも英語の重要性が高まっています。
保育園や幼稚園でも英語学習が盛んに行われるようになり、保育現場で活用できる『保育英語検定』が注目されています。
保育英語検定とはどのようなものなのか、取得するメリットとあわせて紹介します。
保育英語検定取得で「英語ができる保育士」として認められる!
保育英語検定は、今後期待される社会のグローバル化に対応することができるよう、保育士の養成の一環として行われる民間の検定試験のことを言います。
保育英語検定は民間の検定のため、誰でも資格を取得することが可能です。
英語ができる保育士として認められる『イングリッシュエキスパート保育士証』が発行され、さまざまな現場で活用ができるようになります。
子どもや保護者と、英語でのコミュニケーションを取ることを目的とした検定内容で、一般的な英語検定と違い、あやし言葉や幼児言葉を中心に学びます。
保育英語検定は6段階でレベル分け
保育英語検定は、5級から1級までの全6段階となります。
5級は入門レベル、4級は初級レベルで筆記試験のみの実施です。
3級は基礎レベル、2級は補助レベルで筆記試験とリスニングが実施され、4級までと比べて語彙力もグッと高まります。
準1級は実務レベル、1級は専門レベルでこちらも筆記試験とリスニングが実施されますが、二次試験として面接が行われるのが特徴です。
すべての回答はマークシート方式で、費用はレベルによって異なります。
2月と7月の年2回実施され、二次試験は4月と9月の2回となります。
保育英語検定を取得するメリットは?
小学生から英語の授業が必須になることに伴い、英語教育の低年齢化が進んでいます。小学生はもちろん、幼児の習い事としても英語はとても人気です。
また保育園や幼稚園を選ぶ際に、英語教育が充実しているかどうかを選考基準にするという保護者が増えています。
そのため、英語ができる保育士が注目されるようになり、保育英語検定を持つ保育士は転職や就職にも有利です。
外国人講師などが園にいる場合、保育英語検定を持った保育士が園児や保護者の架け橋となり、スムーズなコミュニケーションにもつながります。
保育園だけでなく、幼児向けの英語スクールなども就職先として選ぶことが可能です。
保育士資格とあわせて保育英語検定の取得も検討してみてはいかがでしょう。
保育英語検定を取得して、他の保育士と差別化を図ろう!
保育英語検定を行っている一般社団法人英語検定協会は、2010年に立ち上げられたばかりのまだ新しい法人のため、保育英語検定も新しい検定です。
これから英語を身につけることの重要性がどんどん高まることを考えると、保育士資格と保育英語検定をあわせて取得することは、保育士として働く上でも大きなメリットとなるはずです。
保育の現場もグローバル化していくと考えられているので、これを機会に取得してみてはいかがでしょう。