保育士の作業を効率化!「ポモドーロ・テクニック」とは
保育士の仕事は作業を効率良く行うことが重要で、とくに日々の事務作業を効率化させたいと考えている保育士は少なくありません。
そこで注目されているのが「ポモドーロ・テクニック」です。
「ポモドーロ・テクニック」を上手に使うことで作業を効率化し、残業の短縮や生産性のアップを目指すことができます。
そこで今回は、「ポモドーロ・テクニック」について詳しく紹介します。
保育士は意外と書類作業が多い
保育士の仕事は子どもたちの保育など実務が中心ではありますが、書類作成・整理などの事務作業も多いです。
保育の記録や組み立て、研究などもそのひとつとなります。
勤務時間内に書類の整理や提出などをすべてこなすことが難しく、残業をしたり持ち帰りで仕事をすることも少なくありません。
実務以上に事務作業に負担を感じている保育士も多いので、この作業を効率化できれば心身の負担を軽減させることが可能です。
そのために「ポモドーロ・テクニック」が有効となります。
ポモドーロ・テクニックとは?
「ポモドーロ・テクニック」とは生産性を高める時間管理術です。
・短時間だけ集中して作業に取り組み、規定時間が経過したら短い休憩をはさむ
これを繰り返し行うだけです。
作業を短い時間に分割して行うことで、脳の集中力を高めるトレーニングにもつながり、繰り返し行うことで集中力とあわせて注意力をアップさせることも可能です。
定期的に休憩をはさむことでモチベーションを高い水準でキープすることができるため、結果作業の効率化につながります。
保育士がポモドーロ・テクニックで作業効率化を図るには
「ポモドーロ・テクニック」はクリエイターや開発者などが取り入れるテクニックとして知られていますが、保育士の作業効率アップにももちろん役立ちます。
初めは25分作業をしたら5分休む、ということを繰り返しましょう。
4回ほど繰り返した後は、少し長めの休憩を入れることもポイントとなります。
また、静かな時間帯を選んで作業をしてもいいでしょう。
たとえば残業をしないために、朝20分ほど早く出勤してこの短時間に事務仕事をある程度終わらせてしまう、というのも作業効率を上げるためのひとつの方法です。
25分ごとに休憩をはさみにくいという職場環境の場合は、早朝出勤で自由な時間を作ることをオススメします。
「ポモドーロ・テクニック」というと少し難しく聞こえてしまいますが、モチベーションを下げることなく集中して作業を続けられるように仕向ける、というテクニックです。
この方法は確かに効果がありますが、必ずしも万人に適応するとは限りません。
ピッタリとハマる人もいれば、上手くできないという方もいらっしゃいます。
ポモドーロ・テクニックはあくまで手段の1つに過ぎません。
本来の目的である「事務作業時間の圧縮」を達成するための作業法はほかにも多くあります。
自身の性格や職場環境、業務内容を加味し、作業法を決定してみてください。
今回紹介したポモドーロ・テクニックは前述した通り簡単にできますので、まずはこの方法を実践してみてはいかがでしょうか。