やって差がつくピアノのコツ
ピアノのコツ
保育士はピアノを弾く機会がありますが、ピアノを弾くのは苦手と言う人も少なくありません。
ここではピアノを始めたばかりの方、ピアノが苦手な方、練習時間を短縮したいという方が、基本を押さえながら楽にピアノを弾けるようになるコツ(練習方法など)を掲載していきます。
ピアノ上手な先生はこどもにもその保護者にも人気があるそうです。
みんなが楽しめるピアノが弾けるように一緒にがんばりましょう。
調
何調か知って弾いてますか?
途中で音を間違える演奏を聴いていると、多くの場合に感じることは
『何調を弾いているのかしっているのかな?』という事です。
“調”と聞くと難しそうですが、これを知るともっと楽に練習ができるはず!
音楽の力
言葉がまだ話せない子どもたちでも音楽を感じ、体で様々な表現をすることができます。
言葉がしっかりしてきた頃にはお歌に大きく・小さく・可愛く・強くといった様々な表現をつけることも出来るようになります。
私自身保育園等で音楽指導を行っていますが、音楽を通して聴く力・リズム感・表現力等、多くのことを身につけることが出来、判断力や運動能力にも良い影響 があることを実感しています。 皆様にも音楽の持つ可能性を通して子どもたちに沢山の事を伝えてもらえる様、心より応援しています。
拍子2
体で拍子を感じよう!
前回に引き続き、拍子について学びましょう。
今回は拍子感を身につけるための方法をご紹介します。
これらはピアノを学ぶ方だけではなく、保育の中に取り入れることで子どもたちは楽しく身につけることができます。
拍子
拍子は音楽の雰囲気を決める重要な要素
音もリズムも正しく弾いているのに、のっぺりした演奏になってしまったり、子どもが歌っている音楽を聴いて単調だなって感じたことはないでしょうか?
そこには拍子が大きく関係しています。
次回は拍子を感じるための練習方法をご紹介します。
左手で和音
3つの和音
左手が苦手という声をよく耳にします。
子供の歌の多くはたった3つの和音を左手で弾くことができます。
今回は一番シンプルなハ長調を例にあげ、左手がスムーズに動く練習をしましょう!
※ハ長調とは、楽譜の先頭に♯・♭が何もつかない曲
※和音とは複数の音が同時に響くこと。
3つのパターンを練習しよう
♪森のくまさん(アメリカ民謡)
指のかたち
指のかたちで一石二鳥
音を弾くことに夢中になるとついつい忘れてしまいがちなフォームですが、ピアノにおいてとても重要です。
今回は指のかたちについてお話します。
綺麗なフォームで引くことはとても大切なことです。
正しい指の形で弾けるようになると、指の動きが安定し、可動域が広がるので
★指の動きがスムーズになる
★ミスが減る
★速い音も楽々弾ける
★指が疲れない…
キリがないくらい良いことだらけです。
ピアニストが何時間ピアノを弾いても疲れないワケ
─それは脱力が出来ているから。
スポーツでボールを打つ時、蹴る時、インパクトの瞬間だけ力を入れるように、ピアノでも力が必要なのは鍵盤を押す瞬間だけです。
脱力はとても難しいですが、まずは力まないように心がけましょう!
合わせて聴いてレベルアップ
リズム
前回までに音の読み方、音の長さを見ました。
今日は楽譜を速く読めるようになるコツとしてリズムについて見てみましょう。
※1 音符( 音の長さ)―前々号の復習ー
文章を読むとき、一つ一つの文字では意味をつかめませんが、言葉を一つのまとまりで読みませんか?
リズムを一つのまとまりとして読むことで、楽譜はとても効率よく読むことができますよ。
音と長さ
今回は音と長さについて見てみましょう!
この2つが分かれば、かんたんな曲が弾けるようになります。
音の長さとは、記された音をどのくらいの長さで弾くのかということです。
簡単に言えば、音が「タン」なのか「ターン」なのかです。
学んだことを実践してみよう♪
STEP UP★音とお休みの長さのまとめ
♯(シャープ)と♭(フラット)
今回のテーマは♯(シャープ)と♭(フラット)
「苦手(‐_‐; )」
そんな声が聞こえてきそうだけど、ルールを覚えてしまえば簡単だよ!
頑張ろう!
指使いと音早読み術
指づかいの魔法!
楽譜に書いてある指づかいを、キレイに無視してしまう人、結構多いんです。
スーパーマリオをしていてコインがあったら取りますよね?!指使いを正しく弾かないというのは、コインを取らずに進んでいる様なもの。
指づかいを正しく弾けば自然に次の音を暗示してくれるようになり、凄く楽に曲が弾けるようになります。
無意識にどの指でも構わず弾いてしまうと、指は混乱してしまい間違える原因になります。
いつも決まった正しい指づかいで弾くことがスムーズ攻略の秘訣です!
音早読み術
「音読めます!えっと、ト音記号でここが「ド」だから、ドレミファソ…、ヘ音記号は、えっとえっと…」
こんな風に数えていませんか? これだと音を読むのに時間がかかってしまいますね。
①ト音記号のドとヘ音記号のドを暗記!
②ドから1つ飛ばしの音を覚えましょう!
「ドミソシレファ」→「ど~味噌汁は」
③ヘ音記号のドより下は第一線の下から
「ファラド」→「ファラオ」と覚えましょう。
他の音は読めないよ…と言うあなた右の音はなんでしょう?
ソの一つ上だから“ラ” ですね。
実践編★きよしこの夜を弾いてみよう♪
動きのある伴奏は、音数を減らして簡単伴奏に。
楽譜から根音を見つけよう!
STEP 1.だんご状に重ねた音を和音と言います。 きれいなだんごの形が基本形です。 |
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STEP 2.右の様な形は基本形の音の並びが入れかわったものもの(転回形)です。 この場合も根音は基本形と同じ音です。 |
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STEP 3.右の様に和音が分散されていることもあり、それを分散和音と言います。 |
- 経歴
メーザー音楽学校、昭和音楽大学・同大学院ピアノ科卒業。
読売新人演奏会に出演。
アンサンブルや伴奏の演奏活動を行うほか、音楽教室にて講師を務める。
2012年「Cheerピアノ教室」を開設Cheerピアノ教室
東京都品川区南大井5丁目
cheerpiano@gmail.com【レッスン料金】
9,000円~/月
2,500円~/1回ホームページ:http://ameblo.jp/cheerpiano/