2026.01.21
ふさこ先生の花育講座

第7回 1月の花育──寒い季節には切り花がピッタリ!

ふさこ先生の花育講座

こんにちは、花育講師のふさこ先生です。
このコラムでは、花や緑を通して子ども達の心や感性を育む“花育”の魅力をお伝えしていきます。

1月に買える切り花

1月は一年の中でも花持ちがよく、切り花を楽しみやすい季節です。お花屋さんでは、ガーベラ、カーネーション、スイートピー、アルストロメリアなどが手に入りやすく、価格も比較的安定しています。どれも可憐で、保育室や教室に一輪あるだけでも空間が明るくなります。季節の切り花を取り入れることは日本の四季を知るきっかけにもなります。
四季ある日本に生まれたからこそ、今の季節はどんな花や緑があるのかを学び、季節を感じたいですよね。

お部屋での楽しみ方と置き場所

ガーベラを生ける先生

冬は「涼しい場所に置くと長持ちする」と言われますが、実は寒すぎる場所は要注意です。花も生きているため、外や窓際など冷え込みが強い場所では、凍傷を起こしてしまうことがあります。
理想は玄関など少し涼しい室温の中で、直射日光や暖房の風が当たらない場所です。

保育室では、子どもの目線に近い場所に飾ることで、自然と花を見る時間が増え、関心を持つことで日々の変化にも気づきやすくなります。
そうすることで、子ども達の観察力や探求心を自然に引き出します。

元気がなくなったときの水切り

切り花が元気をなくしてきたときは、「水切り」をするだけで回復することがあります。
茎の先を水の中で少し切り、すぐに新しい水に生け直す方法です。これは、茎の中に入った空気を防ぎ、水を吸いやすくするためです。
難しい道具は必要なく、水を入れたバケツやボウルと手持ちの中で一番よく切れるハサミを準備しましょう。花が水を吸いやすくするための作業なので、1~3cm切れば大丈夫です。

花が再び元気になる様子を見ることは、子どもにとっても「お世話をすると応えてくれる」という大切な気づきに繋がります。

次回もお楽しみに!


ライタープロフィール:店橋ふさこ
  • ふさこ先生
  • フラワーハウスビオラ 花育講師

    栃木県内で9店舗を展開する花屋の娘として生まれ、幼少期より花の仕事に携わる。
    父は花屋経営者、母はフラワーデザイナー兼フラワー講師。

    保育現場では担任保育士、フリー、補助金関連事務など経験。
    国内最大手保育企業に勤務、本部運営費にも精通。
    その後、血筋・経験・資格を活かし花育活動を開始。
    保育業界歴は10年目。
    現在、東京・埼玉・神奈川の保育園や幼稚園で活動中。
    来年度は栃木・沖縄へ展開予定。

    【資格】
    保育士国家資格、フラワーアレンジメントデザイナー
    【メール】
    info@hanaiku-flower.com