第6回 お正月にお花を飾ろう──新しい年を迎える花育

こんにちは、花育講師のふさこ先生です。
このコラムでは、花や緑を通して子ども達の心や感性を育む“花育”の魅力をお伝えしていきます。
お正月がくるね。花を飾る意味
お正月は、新しい年の始まりを祝う特別な行事です。日本では古くから、花や植物を飾り、年神様を迎える文化が大切にされてきました。生きた花を飾ることには、「清め」「願い」「感謝」といった意味が込められています。
子ども達にとっては少し難しく感じる行事も、花を通すことで身近な体験になります。「新しい年が始まるんだね」と話しながら花を見ること自体が、季節の変わり目を感じる花育の時間になります。
お正月のお花といえば「菊」

お正月の花として代表的なのが菊です。菊は長持ちしやすく、寒い時期でも美しさを保つことから、「長寿」や「健やかな成長」の象徴とされています。色や大きさも様ざまで、観察の題材としても扱いやすい花です。
花びらの形をじっくり見たり、色の違いに気づいたりすることで、子ども達は自然と花への興味を深めていきます。季節の花を知ることは、四季への理解と生命への感謝にも繋がります。
菊を一輪飾るだけでも花育

お正月の花育は、できれば日本の伝統として生け花やフラワーアレンジメントをしたいですよね。でも、それが難しい場合は保育室に菊を一輪飾るだけでも空気が変わります。
子ども達は本物のお花を見ることで、新年への期待が高まります。
正月花は28日から飾るのがオススメ。年末飾ることで、年明けの登園初日もお花が迎えてくれます。
花を飾る場所を子ども達と一緒に考え、毎日お水を替えるなどのお世話をしながら変化に気づくことも立派な花育です。
行事と花を結びつける体験は、季節を感じる力や文化への興味を育てます。
一年で一番大事な日本の行事、ぜひ伝統を取り入れてみてくださいね。
次回もお楽しみに!
-
-
フラワーハウスビオラ 花育講師
栃木県内で9店舗を展開する花屋の娘として生まれ、幼少期より花の仕事に携わる。
父は花屋経営者、母はフラワーデザイナー兼フラワー講師。保育現場では担任保育士、フリー、補助金関連事務など経験。
国内最大手保育企業に勤務、本部運営費にも精通。
その後、血筋・経験・資格を活かし花育活動を開始。
保育業界歴は10年目。
現在、東京・埼玉・神奈川の保育園や幼稚園で活動中。
来年度は栃木・沖縄へ展開予定。【資格】
保育士国家資格、フラワーアレンジメントデザイナー
【メール】
info@hanaiku-flower.com



