暑い時期に飲みたい! 保育士さんも体の疲労を回復するドリンク
暑い季節、忙しい保育士さんが気になることといえば「夏バテ」ですね。
できれば夏バテなどせずに活発に夏を過ごしたいもの。
夏バテしやすい人は夏バテ予防に効く栄養素を積極的に摂るのが大切です。
今回は、簡単に手作りできて疲労回復に効果的なおいしいドリンクの作り方をご紹介します。
夏バテ防止には「ビタミンB1」と「クエン酸」を!
夏場は暑いというだけで疲れを感じやすいですよね。
子どもたちのお世話で動き回る保育士さんは特に疲れがたまりがち。
疲労回復のためには、どんな栄養素を摂るのが効果的なのでしょうか?
ビタミンB1は、脂質や糖質を分解するために必要な栄養素です。
疲れやだるさを感じているときに摂取すれば、神経や筋肉を効率よく動かすために役立ちます。
また、果実などに含まれる有機酸の一種であるクエン酸には、疲労物質の乳酸を減らすはたらきがあり、疲労回復に効果的です。
有機酸には腸内の環境を整えて、便秘を防止するといったうれしい作用も期待できます。
仕事が忙しくて食事の栄養バランスに気を配りづらい保育士さんや、好き嫌いが多く食品が偏りがちな人は、これらの栄養素を効率よく摂取できる手作りドリンクがおすすめです。
「ごま豆乳スムージー」でビタミンB1摂取
【材料】
豆乳100~200mL、黒ゴマ大さじ2、バナナ1本
【作り方】
ジューサーに材料を全部入れ、よく混ぜるだけで完成です。
ごまと豆乳には、ビタミンB1がたっぷりと含まれています。
豆乳にはほかにも、女性ホルモンと似たはたらきを持つイソフラボンや、健康的な皮膚や髪を作るために必要となる良質なたんぱく質も含まれています。
豆乳で作ったドリンクを飲めば、疲労回復だけでなく女性の体にうれしい成分を摂取することができます。
豆乳には、無調整豆乳と調整豆乳があります。
無調整豆乳は成分が濃いかわりに、大豆が持つ独特のクセが強く気になることもあるかもしれません。
調整豆乳は糖分や油脂を加えることで飲みやすくなっていますが、栄養面で無調整よりも少々劣ります。
お好みによって使い分けるといいでしょう。
クエン酸たっぷり「はちみつレモン」
【材料】
レモン1個、はちみつ、炭酸(無糖)もしくは水
【作り方】
(1)レモンをよく洗い、二つに切って深さのある耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジの600wで1分間加熱します。
(2)加熱したレモンから出た果汁にはちみつを好みの分量混ぜます。
炭酸や水で好みの薄さに割って飲みましょう。
疲労を回復する効果があるクエン酸をたっぷり含んだドリンクです。
レモンの代わりにグレープフルーツを使ってもおいしく作ることができます。
このドリンク以外にも甘味を加えたい時には、砂糖を使用するよりもビタミンB1、B2、葉酸などの豊富な栄養素を含むはちみつを使用するのがおすすめです。
忙しい保育士さんも簡単に手作りできて、疲労回復に期待できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。