夏の必需品! 保育士さんの帽子選びのポイント
夏場、子どもたちと屋外で過ごす時間に欠かせないものといえば「帽子」ですね。
保育士の仕事中にかぶる帽子は、どのような点に注意して選べば良いのでしょうか。
暑さに負けずがんばる保育士さんににぴったりな帽子選びのポイントをご紹介します。
帽子は紫外線対策の必需品!
帽子をかぶる主要な目的のひとつとして、「紫外線カット」が挙げられます。
夏は一年の中でもっとも紫外線量が多くなる季節。
頭や顔、肩などは日差しを直接浴びやすく、日焼けしやすいものです。
子どもたちと外で過ごす時間が長ければ長いほど、帽子は必需品となります。
炎天下の遮るものがない場所で過ごす際には必ず帽子を着用しましょう。
頭皮からは皮脂が多く分泌され、さらに夏場は汗もかきます。
洗い替え用にいくつか帽子を用意しておくことをおすすめします。
「洗っても型崩れしにくい」「洗濯後、乾きやすい」といった特徴を持つ帽子を選ぶと良いですね。
保育の現場で必要とされるデザインとは
洗濯のしやすさなどとともに、保育士ならではの帽子選びのポイントもあります。
まずは、華美に走らずシンプルなデザインであること。
細かい飾りがたくさんついているような帽子は、飾りが脱落して小さな子どもが誤飲する危険性があります。
通気性が悪い素材だと、屋外での作業中に蒸れてしまうことがあります。
できるだけ通気性が良い素材の帽子を選ぶといいでしょう。
通気性の良さという点ではサンバイザーも良いのですが、髪や頭皮への紫外線のダメージを減らすにはできるだけ頭をすっぽり覆うタイプの方が好ましいでしょう。
また、首筋も頭頂部と同様に日焼けしやすい部分です。
熱中症を防ぐためにも、首筋までしっかりと覆うタイプのデザインの帽子を選んでください。
吹き飛び防止に「ひも付き」タイプを
お伝えしてきたように、日光の直射を防ぐためには、つばがある帽子を選んだ方がいいでしょう。
つばが広い帽子は風にあおられやすく、天候によっては飛ばされてしまう可能性があるため、登山用の帽子のように吹き飛び防止のゴムひもがついているものが便利です。
ゴムひもがついていない帽子には、後から吹き飛び防止用のひもをクリップなどで装着する方法もあります。
サイズを調整できるタイプの帽子を選ぶと、頭部に密着し過ぎて蒸れることなく、かといって脱げやすいこともなく快適に仕事をこなすことができますよ。