【保育士には必須】上履きや外履きとして履く靴の選び方
靴選びは、保育士にとって重要なものの1つです。
その理由としては一度購入するとよほどのことがない限りずっとその靴を使用して保育を行っていくことになるからです。
さらに室内外で靴を履き分けなくてはならないことも挙げられます。
快適に保育を行うためにも靴は慎重に選びたいですよね。
上履きと外履きに分けて、靴選びのポイントをみていきます。
上靴は「脱ぎ履きのしやすさ」がポイント
上靴として選ぶものは、脱ぎ履きがしやすいものを選ぶことが鉄則になります。
かかとを踏みつぶして履くことは保育士自身が転倒して子どもたちを巻き込んでしまう危険があります。だからこそ、脱ぎ履きしやすい靴が最適です。
脱ぎ履きしやすい靴には大きく分けて2種類あります。どのようなものなのか、具体的にみていきましょう。
■バレエシューズ
バレエシューズとは足の甲の部分にゴムバンドがついているものです。
小学生のときに履いていた人も多いのではないでしょうか。
軽いので足が疲れにくく、通気性にも優れています。
園によってはフォーマルな場ではきれいなバレエシューズを履くように指定されているところもあります。
■スリッポン
スリッポンは一言で言うと「紐のないカジュアルシューズ」です。脱ぎ履きがしやすいという点ではバレエシューズより優位性があります。
特に、子どもを抱っこしながら靴の脱ぎ履きをすることもある乳児クラスの保育士にはオススメです。
外靴はいかに「動きやすいか」がポイント
保育士は子どもたちと外で遊ぶ機会が多いので、外靴を選ぶ際は「動きやすさ」に注目して選びましょう。
動きやすい靴かを見分けるポイントは以下の3つです。
・底にクッション性があってよく曲がること
・紐でしっかり固定することができること
・つま先が窮屈でないもの
試着の際は、これらのポイントを意識して選んでくださいね。
■スニーカー
保育士さんは、遊びの際に走り回ったりするだけではなくしゃがんで子どもたちと関わる機会が多いために 、一般的な紐のついたローカットスニーカーを選ぶという人が多いです。動きづらいだけではなく、靴擦れの原因になることもあるのでつま先にほんの少しゆとりがあり、よく曲がるスニーカーを選ぶようにしましょう。スニーカーを履く度に靴紐を結ばずに済むように予め調整しておくことを忘れないでください。
価格帯としては、4000円くらいのものがおすすめです。あまり安すぎるものを購入してしまうと、すぐに壊れてしまうおそれがありますので気をつけてください。
もちろん、両手を使わなければならず、脱ぎ履きにとても時間がかかるハイカットスニーカーは保育を行う際には適していないので避けましょう。
上靴と外靴を選ぶ際は、利用シーンを意識したうえで選ぶことが大切になります。また、子どもだけでなく保護者の目もあることを考えて靴選びをしましょう。あまり華美なものを選ぶと保護者からの印象が悪くなりやすいので、清潔感のある靴を選ぶのが鉄則です。
園の規定で履く靴が指定されていることもあります。選ぶ前には、規定を確認したり、他の職員がどのようなものを履いているのかを見てみたりすることも必要です。