保育士がSNSを利用するときに注意したいこと
保育士がSNSを利用するときに注意したいこと
保育士として働く方は日々の生活にも配慮しなければなりません。例えば「SNS」はその最たる例だと言えるでしょう。
SNSに投稿したプライベートの内容が保護者に見られてしまったり、投稿者本人を特定されてしまって保育園でトラブルになってしまうケースがあります。
今回はトラブルになってしまった例や対策から保育士の上手なSNSとの向き合い方を考えていきます。
内容が保護者などに知られて問題になってしまった例
以下はあくまでごく一部ですが、SNSに投稿した内容を見られたことが原因で問題になった事例です。
・園児の写真をアップしたことが保護者に知られ、保育園を巻き込んだ訴訟問題に発展した
・投稿日時から勤務時間内に投稿したことが分かり指摘を受けた
・タバコや飲酒など、保育士のイメージにそぐわない写真が保護者に伝わった
・ハイブランドや派手なファッションが「保育士らしくない」と保護者から指摘された
保育士におすすめのSNS対策
・友達申請がきても保護者と友達にならない
そもそも閲覧できる人を友達のみに設定し、保護者からの友達申請が来ても承諾しないようにしましょう。
・位置情報をオフにする
どこで投稿したかが判明してしまう位置情報の設定はあらかじめオフにしておきましょう
・保育士としてのイメージを損なう内容を投稿しない
一般的に抱かれる保育士のイメージとプライベートの嗜好がかけ離れていると、保護者からの指摘を受けやすいです。喫煙や飲酒の様子をSNSにアップするなどは控えたほうが良いでしょう。
・生活態度をあらためる
プライベートに関しての指摘を極力減らすためには、普段の生活を変えてしまうのが最も安全だと言えるでしょう。
SNSを保護者に見られないよう設定したり、投稿写真や文章を制限することでプライベートを隠すこともできますが、自分の気づかないところを誰かに見られている可能性もあります。
生活や嗜好を保育士のために変える必要はありませんが、問題になりそうな行動を減らしていくことも、リスク回避という点では大切です。
保護者にとって保育士は、大切な子どもを預かってくれる存在です。そのため、少し保育士に対して過敏になってしまうケースもあります。保育士との関係悪化は今後の業務にも影響を与えてしまいますので、避けられるものは避けておきたいところです。
SNSの利用法を見直すことは、これからの保育士のために必要なカリキュラムなのかもしれませんね。