川端 愛未さん・吉野 沙織さん
インターネットTV「保育士ステキ度向上委員会」のパーソナリティを始めたのはなぜですか?
吉野:実際の保育の仕事を知ってほしかったんです。保育士は大変だとか、低い地位に見られがちな職業ですが、実際は素敵な部分がたくさんあります。楽しく働いている様子や、子どもから教わることや、現場で得られることを発信し、保育士って素敵だと思ってもらいたいと思い始めました。
実際にやってみていかがですか?
川端:保育に関係なく、子どもや女性に何かしら関わっている職業の方をゲストにお呼びしています。全然保育に関係ないようなお話も意外と繋がっていたりするんですね。保育にガッツリ入っていると、社会と触れ合う機会があまりなくて狭い世界になりがちなので、ゲストのお話を聞くのはすごく勉強になります。
吉野:今までより保護者に対して色いろと話ができるようになったと思います。自分の知識が増えたのもありますが、よりわかりやすく話そうという意識が働くようになったのかな。
今後呼んでみたいゲストは?
川端:子ども達のことを思っている大人って意外と多いんですね。そういう想いを持つ様ざまな分野の方にお話をうかがいたいです。
吉野:保育士とは違う接点で実際に子どもと関わっている人のお話を聞いてみたいですね。ケロポンズさんとか。
川端:歌のお兄さんとか。一緒に踊りたい(笑)。
吉野:保護者も呼んでみたいです。
川端:保護者目線、面白そう。保護者として保育士に聞いてみたい、聞いてほしいこともあるでしょうね。
今後のビジョン、目標は?
吉野:私はクラシックバレエをやっていて、同僚に教えたり、一緒に筋トレしたりと健康管理的なことをしているんです。保育士は身体が資本という側面があるので、そのあたりを広げていきたいと思っています。
川端:子どもが幸せになるには親がハッピーじゃないといけないので、家族みんなをサポートできるようになりたいです。なおかつ、保育士さんにも自分の人生を楽しんで輝けるような働き方ができるようサポートしていきたい。保育って「こうしなければいけない」という考えが根深くあるように思いますが、いろんな価値観があって、いろんな人がいるのが当たり前なのだから、そこを打ち破っていけたらと考えています。
吉野:パーソナリティとして、まずは本来の目的の「発信」をしっかりやりたいです。それを聴いて私に会いに来てくれる人が出てきたら楽しいですね。保育士になりたいという人が一人でも増えて、その人の生の声が聞けるようになったら嬉しいです!
(MiRAKUU vol.24掲載)