第35回 選考方法について
社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティング代表の川﨑潤一です。
前回は「求人票の検索結果から詳細ページへ誘導するポイント」について、考えてみました。
求人サイト等で検索条件を設定し、検索結果が出ます。その検索結果から、自社の求人票の詳細ページを見てもらうようにしなければなりません。
そこで、まず「検索結果の表示から、自社求人票を見てもらう」ようにしなければなりません。検索結果で表示されるのは、大抵が「職署名」と「求人内容 最初の2行程度」です。ここで、検索結果を見ている求職者の手を止めさせなければなりません。
さて、今回は「選考方法について」ということを考えていきます。選考方法としてはどのようなことがあるでしょうか。面接は全ての企業で行っていることと思いますが、それでだけで十分でしょうか。
主な選考法方法
主な選考方法としては、下記のものがあります。
- 書類選考
- 面接
- 適性検査
- 筆記試験、小論文
- 技術試験
採用したいターゲットによりどの選考方法を取るのかを検討します。選考方法で重要なことは、応募者について自社が求める人材であるかの見極め、です。そのために必要と思われることを行います。
採用した後に、応募者と会社の双方または一方が、思っていたのとは異なっていた、とならないようにすることが重要です。
選考方法を検討する際には、下記の点を踏まえて何をするのかを検討します。
- 自社が求める人材であるのかを見極めるため(雇用のミスマッチを少なくする)
- 応募者数の増減をある程度コントロールする
- 選考にかかる無駄な時間を削減する
実際には上記を踏まえた上で、各選考方法の特徴から実際に何をするのかを決定します。
今回は以上です。
次回は、各選考方法の特徴など、についてお話します。
各選考方法の特徴について説明していきます。
- 川﨑 潤一
社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティング 代表
株式会社ヒューマンブレークスルー認定ESコンサルタント、全国社会保険調査対策協議会会員財閥系子会社、医療事務・介護事業会社の人事として、採用・給与計算・労働保険手続きを担当し、2011年4月1日に社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティングを開業。
ハローワークにて「助成金支給申請アドバイザー」として、窓口で支給申請の受理手続き(約700件)、相談・アドバイス、不正受給防止のため事業所への実地調査を行った経験がある。
その勤務経験から、企業に対して現状と今後の展望をヒアリングした上で、最適な助成金の提案・手続きを行っている。社会保険労務士として、労働社会保険手続き、助成金手続き、就業規則の作成・改定、給与計算、セミナー講師を行う。
その一方で、人事マンの経験を活かし人事コンサルタントとして、採用コンサルティング、従業員満足度(ES)調査・向上コンサルティング、マネジメント能力向上研修(マネージャーMQ)、社会保険調査対策、人事制度構築といった人事コンサルティングにも力を入れている。ホームページ:http://www.leaf-sr.jp/