第36回 書類選考について

社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティング代表の川﨑潤一です。
前回は「選考方法について」について、考えてみました。
主な選考方法としては、下記のものがあります。
- 書類選考
- 面接
- 適性検査
- 筆記試験、小論文
- 技術試験
採用したいターゲットによりどの選考方法を取るのかを検討します。
選考方法で重要なことは、応募者について自社が求める人材であるかの見極め、です。そのために必要と思われることを行います。
採用した後に、応募者と会社の双方または一方が、思っていたのとは異なっていた、とならないようにすることが重要です。
さて、今回は「書類選考について」ということを考えていきます。書類選考をする目的・狙いは何でしょうか。そこから書類選考はすべきなのか? しなくてもいいのか? を考えていきます。
書類選考の目的・狙い ①無駄な面接時間の削減
書類選考をせずに、最初から面接を始めますと、全ての応募者と面接することとなります。
1人あたり30分から1時間だとして、3人の面接をするだけで、1時間30分から3時間といった時間を使うこととなります。
面接に使う時間は、他の業務を行うことができませんので、その分だけ本業に使うべき時間が削られることとなり、業務の効率が悪くなります。
自社にとっても、応募者にとっても、時間を無駄にしないために書類選考はすべきです。
今回は以上です。
次回は、書類選考の目的・狙い②、について記載します。
~自社採用ページ・サイト、補助金にご興味をお持ちの方へ~
下記のようなお悩みをお持ちの企業様は、当事務所までお問い合わせください。
- 求人票を出しているが応募が無い、非常に少ない
- 求人募集にあまりお金をかけたくない
- 応募はあるけれども、欲しい人材とは異なる人から応募が来る
- 雇ったけれども、思っていたような人材ではなかった
- 入社してもすぐに退職してしまう、定着させたい
お問い合わせは こちら
-
- 川﨑 潤一
社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティング 代表
株式会社ヒューマンブレークスルー認定ESコンサルタント、全国社会保険調査対策協議会会員財閥系子会社、医療事務・介護事業会社の人事として、採用・給与計算・労働保険手続きを担当し、2011年4月1日に社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティングを開業。
ハローワークにて「助成金支給申請アドバイザー」として、窓口で支給申請の受理手続き(約700件)、相談・アドバイス、不正受給防止のため事業所への実地調査を行った経験がある。
その勤務経験から、企業に対して現状と今後の展望をヒアリングした上で、最適な助成金の提案・手続きを行っている。社会保険労務士として、労働社会保険手続き、助成金手続き、就業規則の作成・改定、給与計算、セミナー講師を行う。
その一方で、人事マンの経験を活かし人事コンサルタントとして、採用コンサルティング、従業員満足度(ES)調査・向上コンサルティング、マネジメント能力向上研修(マネージャーMQ)、社会保険調査対策、人事制度構築といった人事コンサルティングにも力を入れている。ホームページ:http://www.leaf-sr.jp/