第8回 お花はどうやって水を飲んでいるの?──花と水の関係

こんにちは、花育講師のふさこ先生です。
このコラムでは、花や緑を通して子ども達の心や感性を育む“花育”の魅力をお伝えしていきます。
花も水を飲んでいる
切り花は、根がなくても水を吸い上げながら生きています。茎の中には細い管が通っていて、そこを通って水が花や葉に届けられています。だから、花瓶の水が減っていくのです。
子ども達にとっては「お花も水を飲むんだ」という発見そのものが学びになります。水の量が減っていることに気づいたり、昨日より花が元気そう、少ししおれている、と変化に目を向けることも立派な花育です。
土に植えている花や緑はもちろん、切り花も命の仕組みを身近に感じられる教材となります。
水が届かなくなるとどうなる?

切り花が元気をなくす原因の多くは、水がうまく届かなくなることです。茎の切り口が空気に触れると、内部に空気が入り、水の通り道がふさがれてしまうことがあります。
また、水が汚れてくると茎の中で吸い上げにくくなることもあります。その結果、十分な水が花まで届かず、しおれてしまいます。
花の様子を観察することで、「どうして元気がなくなったのかな?」と考える力が育ちます。原因を探す視点は、花育の中で大切にしたいポイントです。
お世話を楽しむ
お花を長く保つ方法は色いろありますが、一番大切なのは日々のお世話です。
できるだけ毎日新しいお水に替えること、その際に丁寧に扱うこと。そして、花瓶も洗剤でよく洗い、清潔にします。お水を替えるときは、茎も流水でよく洗いましょう。できれば3日に1回くらい茎を少し切るとよいです。
延命剤を使う方法もありますが、丁寧にケアをして、涼しい場所に飾ることが一番大切なポイントです。
そして前回のコラムでお伝えした「水切り」も元気にするための方法の1つ。切り花が元気をなくしたときは、水切りをするのもおすすめです。
次回もお楽しみに!
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フラワーハウスビオラ 花育講師
栃木県内で9店舗を展開する花屋の娘として生まれ、幼少期より花の仕事に携わる。
父は花屋経営者、母はフラワーデザイナー兼フラワー講師。保育現場では担任保育士、フリー、補助金関連事務など経験。
国内最大手保育企業に勤務、本部運営費にも精通。
その後、血筋・経験・資格を活かし花育活動を開始。
保育業界歴は10年目。
現在、東京・埼玉・神奈川の保育園や幼稚園で活動中。
来年度は栃木・沖縄へ展開予定。【資格】
保育士国家資格、フラワーアレンジメントデザイナー
【メール】
info@hanaiku-flower.com



