ビジネスで活用されるエクセル、保育士にも必要?
エクセルは多くの企業で活用されているビジネスツールで、特に事務職では必須スキルとして扱われていることがほとんどです。
保育士として働いている人は、子どもの保育が中心でエクセルの必要性をあまり感じていないという人もいるかもしれません。実際のところ、保育士にエクセルのスキルは必要なのでしょうか。
そこで今回は、どのような場面でエクセルを活かせるのか、保育士の仕事に照らし合わせて紹介します。
保育士でもエクセルのスキルがあったほうがベター
保育士は子どもの保育が中心ではありますが、思った以上に事務仕事が多いです。
今のビジネスシーンでの事務作業は、ほとんどがパソコンで処理されています。これは保育園や幼稚園も例外ではありません。
書類はエクセルを使って作成されることが多いので、エクセルを使えないと作業時間を圧迫してしまう可能性があります。
多忙な保育士という職種ではどれだけ無駄を省けるかが時短のカギです。エクセルを覚えるだけで面倒な事務作業の効率を大幅にアップさせることもできます。
保育士がエクセルを使うシーンは?
具体的に、保育士はどのようなシーンでエクセルを活用することができるのでしょう。
・クラス名簿、保育記録
クラス名簿や保育記録はエクセルで管理すると漏れが少ないです。
子どもたちの入れ替わりがあった時にも、エクセルならすぐに名簿を変更することもできます。名前と一緒に、アレルギーの有無や注意すべき事柄などを入力しておくと便利です。
・お便り
お便りは手書きにこだわっているという保育士も多いですが、実はお便りを作ることに負担を感じている保育士も多いです。
エクセルを使うことができれば、よりスピーディーに作業を進めることができるようになります。また、写真やイラストの挿入も簡単なので、ちょっとの労力でイメージ通りのお便りを作ることもできます。
ただし、パソコンを使うことで「温かみが足りない」と感じる人がいるのも事実です。保護者や関係者からそういったクレームがきた場合は個別で対応しましょう。
ひとつのスキルとしてエクセルを習得
保育士の仕事としてエクセルのスキルは必須ではありませんが、身につけておいてマイナスになるスキルではありません。エクセルが使えるというだけで仕事の幅を広げることもできます。
自分が作業しやすいようにエクセルを活用してもいいですし、今後エクセルを活用することも視野に入れて、エクセルを習得してみてはいかがでしょうか。
IT化が進む現代では、保育士でもパソコンが使えることが重要視されるようになってきています。ITスキルを持っていることで就職や転職にも有利になるかもしれません。
最近では保育士向けのテンプレートなども出てきています。作業効率化のために、ある程度のITスキルは覚えておくと良いかもしれませんね。