体調管理に欠かせない! 保育士の「冬の寒さ」対策方法
勤務中に外にいる時間が長く、さらに子どもと違って大人は気温の変化に敏感なため、保育士の冬の職場は過酷そのものといえます。では保育士の方達が少しでも寒さを和らげる方法はないものなのでしょうか。
今回は過酷な環境で働く保育士が、冬の寒さに負けずに元気に働くための対策方法をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみていただければと思います。
冬の保育の現場は寒さとの戦い!
保育士の仕事は「暖かい室内だけの仕事」というわけにはいきません。子どもの心身の成長のためには、できるだけ自然の環境に近い状態で過ごさせる必要があるため、寒い冬であっても外遊びは欠かせないのです。
そして子どもというのは大人に比べて基礎代謝が高く、寒さや暑さに順応しやすいものです。すぐに汗をかいてしまう子どものことを考えれば、寒い日でも保育室の温度はあまり高くはできませんよね。またウイルスが部屋にこもらないよう、寒い日であっても保育室の換気は必須となります。
このように保育士は冬の季節になると、常に寒さと戦っていかなければならなくなるのです。
フリースは心強い味方!
冬の防寒対策にはフリースが大活躍します。フリースは体温を逃さずに温かさを保ってくれるという嬉しい素材です。
またフリースの上着はかさばらないので、気温に合わせて着たり脱いだりすると良いでしょう。比較的安価で手に入り、洗濯をしても乾きが早いフリースは、保育士の方も取り入れやすい衣類だといえます。最近ではフリース素材で出来た可愛らしいエプロンや割烹着も販売されているので、こういったものも取り入れてみるのも良いでしょう。
機能性インナーを活用しよう
子どもと一緒に走ったり体を動かしたりすると、冬でも汗をかいてしまいます。そのときかいた汗をそのままにして汗が冷えると、風邪の原因になってしまうので注意が必要です。そんな保育士にとって汗をかいてもサラッとしやすく、寒い時でも温かさを保ってくれる「機能性インナー」は強い味方です。機能性インナーは化学繊維なので、洗濯に強いことや乾きやすいというメリットもあります。
大抵の場合、夜に洗濯すれば朝には乾いて着られるようになっているはずです。
タートルネックは着回し力抜群
首元が開いている服は体を冷やしてしまいやすいので、冬の定番の服装であるタートルネックはぜひ取り入れたいものです。特にウールのタートルネックセーターは保温性と通気性に優れているのでオススメです。またカットソーやフリースを素材にして作られているタートルネックは、デザインも豊富なので使い回しがきくのが嬉しいですね。タートルネックを重ね着したり、エプロンと合わせたりして素敵に着こなしましょう。
保育士の仕事を冬でも快適にしていくためには、着ると体が温まるような衣類を上手に取り入れたいものです。
今回ご紹介したフリース、機能性インナー、タートルネックなどを上手に着まわして、寒い時期を乗り切りましょう。