2017.11.16
保育士のライフスタイルを輝かせる

大切な声を守るために! 保育士が行うべき「のど」のセルフケア方法

大切な声を守るために! 保育士が行うべき「のど」のセルフケア方法

幼い子どもたちを相手に仕事をする保育士は、体力や気力をつけることが大切ですが、それと同じくらいに「声」を出すことも重要です。

子どもたちと一緒に歌を歌ったり、絵本を読み聞かせたり、大きな声で注意を呼びかけたりと、1日中「のど」を使っていると言っても過言ではありません。

大きな声を出すことが習慣になっているため、自分では気が付かないこともありますが、知らず知らずのうちにのどが悲鳴を上げていることも……。

保育士にとって大切な声を守るためにも、自分でできるのどのケア方法をチェックしていきましょう。

保育士にとって大切な「のど」のセルフケア方法5つ

保育士にとって大切な「のど」のセルフケア方法5つ

1. 休日はとにかくのどを安静にしておく

「日頃のストレスや愚痴は、休日に開催する女子会のおしゃべりで発散する」

「ストレスの発散はカラオケで大声を出すのが一番!」

このように、人と話したり好きな歌を歌ったりして、ストレスや疲れを発散させる保育士の方は多いでしょう。

しかし、日頃から仕事でのどを酷使しているのに加え、休日にまで大声を出してしまうと、のどにかかる負担がさらに大きくなります。

仲のいい友だちと過ごす女子会やカラオケの時間は楽しいものですが、声の枯れを防ぐためにも頻度を少なくして、のどを安静にして過ごすことが大切です。

2. 外出中や睡眠時にマスクを着用する

空気が乾燥する秋冬の季節は、のども乾燥しやすくなります。

乾燥は声にとっての大敵です。乾いた空気からのどを守るためにも、秋冬の季節はマスクを常備しておきましょう。外出の際はもちろん、睡眠時にもマスクを着用することをおすすめします。

3. 蒸しタオルを鼻に当てて深呼吸をする

蒸しタオルを使ったのどケアも、お手軽ながら高い保湿効果が期待できます。

まずは、タオルを水で濡らして軽く絞り、電子レンジで1分ほど加熱して蒸しタオルを作ります。電子レンジから取り出した直後は熱くなっているので、火傷に要注意。

ほどよく冷めたら蒸しタオルを鼻の穴に当て、ゆっくりと深呼吸しましょう。

蒸しタオルから出る温かい蒸気のおかげで鼻とのどの粘膜が保湿され、乾燥から守ることとができます。

4. カフェインはNG! こまめに水分をとる

保育園の職員室や自宅のリラックスタイムには、紅茶やコーヒーをよく飲んでいるという方は要注意。カフェインはのどへの刺激となる上に、利尿作用によって体の水分を排出させます。すると、体が水分不足となって乾燥しやすくなるのです。

のどを守り、声の枯れを防ぐためには、紅茶やコーヒーなどのカフェイン入りドリンクは避け、ノンカフェインのハーブティーやお茶、常温の水などを飲むようにしましょう。

また、のどにやさしいはちみつを使ったホットはちみつレモンなどのドリンクを手作りして飲むのもおすすめです。

5. 手洗いとともにうがいを習慣化する

子どもたちには手洗いうがいをするように教えているのに対し、自分は手を抜いているという保育士の方も多いのではないでしょうか。

こまめにうがいをするのは面倒ではありますが、のどを雑菌やウイルスから守るためにはもちろん、のどの乾燥予防にも期待ができます。

保育園での外遊び後や絵本の読み聞かせ後や帰宅後など、1日の中でこまめにうがいをすることを心がけましょう。

歌手や役者にとって声が商売道具になるように、保育士にとっても声は大切なものです。

自分でできるのどのケアをしっかりと行って、声の枯れやのどの痛みを防いでいきましょう。