2023.04.18
保育園訪問【Web限定版】

memorytree大宮保育園──「お子様第一、パパママ第一」をモットーに、本物に触れることを大切にしている新しい保育園

memorytree大宮保育園──「お子様第一、パパママ第一」をモットーに、本物に触れることを大切にしている新しい保育園

memorytree大宮保育園さんについて教えてください。

memorytree大宮保育園 保育事業部長:塩谷景子さん

2022年4月に開園した新設園です。0歳児~2歳児の待機児童が多く、自治体でも問題となっていますので当園でも何かお力になれないかと、今年度より2年間限定ではありますが、幼児クラスの定員の空きを活用して1歳児クラスの定員を通常の倍の定員数で受け入れしています。
開園当初より地域の方々からも快く受け入れていただき、とても良い環境で運営させていただいております。

memorytree保育園

園舎などのこだわりについて教えてください。

お子様は本物を見て、触れて、五感に働きかけることで感性を磨き、ものごとへの興味を広げることができるとの考えから「美育」に取り組んでおり、園舎にもこだわっています。姉妹園でそれぞれコンセプトがありますが、当園はパリのシャンゼリゼ通りをイメージした石造りの外観になります。
お子様が将来世界に大きく羽ばたいていった際に、日本の当たり前が世界の当たり前ではないということを幼いころから感じ取っていくことはお子様にとって糧になると考え、「本物に触れる」ことを大切にしています。

保育方針について教えてください。

乳児クラスについては「担当制保育」を取り入れています。担当保育士にてお子様それぞれの成長を毎日しっかりと見守れるよう一人ひとりに寄り添って保育に従事することを大切にしています。もちろん保育士は担当ではないお子様達のことは知らないということではなく、保育士全員で多角的に見守ることも大切にしています。
乳児期に「担当制保育」を行うことで成長の土台が作られ、幼児クラスへ進級した際にお子様が自分自身でやりたいことをきちんと選ぶことができる力が伸びていくと考えています。また幼児クラスでは「コーナー保育(※)」を取り入れ、主体性に繋がるような工夫もしています。子どもだからではなく、一人ひとりの想いに寄り添うことを大切に考えています。

※「コーナー保育」のねらいは、お子様自身が遊びの環境を選択し、遊び方を自分で見つけ、自由に行動するというところにあります。

取り組みについて教えてください。

実際に、様ざまな物事に触れることを大切にしています。その中の1つとして、春に虫眼鏡を用いて春の自然を見つける、という遊びを行いました。お子様が実際に虫眼鏡を持ってどんな物でもいいのでよく観察してみて、そこから色いろな興味や発見に繋げることでお子様の成長に寄与できたのではないかと思います。
他にも和傘とビニール傘の違いに触れたり、勤労感謝の日にはハーバリウムづくりをしたり、洗濯板を使っての洗濯遊びをしたり、感性を育む機会を作ることも大切にしています。

また、園だよりや給食だよりについても一つひとつこだわって作成しているのも、memorytree保育園ならではないかと思います。
全国各地にある姉妹園で月に1度オンラインミーティングを行なっているため、積極的に情報共有し、姉妹園が行なっている良い取り組みは当園でも積極的に取り入れるようにしています。

ナショナルカリキュラムについて教えてください。

プロジェクト型保育をメインとして取り入れています。お子様一人ひとりがどのようなことに興味があるのかを日ごろから保育士がしっかりと耳を傾け、お子様の気づきを大切にし、そこから色いろなことに繋げることができるようサポートすることを心掛けています。お子様の興味が広がるように導き、お子様の発見に最大限働きかけができるようにも努めています。お子様の成長に合わせて、保育士も日々楽しみながら保育に従事しています。
また、玩具一つひとつにもこだわっており、積み木や英語のカードゲームなど、実際に保育士自身で体験してみて、良質なものを取り入れるようにしています。

保護者のリフレッシュ応援について教えてください。

保護者様がゆとりをもって子育てできることがお子様にとって大切だと考えています。現在はコロナ禍で難しい部分も多いのですが、平日は保護者様のお仕事が無い時でもお預かりすることでリフレッシュのお手伝いができたら、との思いから始めた取り組みです。
また、園だよりひとつを取っても、読んだ保護者様にほっとしていただけるようにと考えて作成したり、エントランスにアロマディフューザーを置いて送迎時に香りで癒されることができるようにしたりと、少しでも負担を減らせたらというような工夫も行なっています。

食育について教えてください。

行事食については見た目からも楽しむことができるようにも取り組んでいます。給食の様子は毎日保護者様へ配信しているドキュメンテーションにてアップしております。
今後、お子様には実際に食材の買い出しから体験して調理してみんなで食べるという機会を設けたいと思っています。

memorytree大宮保育園には、栄養士が在籍しています。また月に1度本社の調理課と姉妹園のリーダー調理師とでミーティングを行い、情報共有も行なっています。姉妹園で紹介し合ったご当地メニューなども取り入れたりしていますので、そこは全国に姉妹園のあるmemorytreeならではの魅力ではないかと思います。

保育の質を上げるための取り組みについて教えてください。

企業理念でもある『何を』するかではなく『誰と』するかにこだわる、ことを大切にし、年齢や経歴に関わらずお互いに尊重し合いながら働くことができる環境づくりに努めています。全職員それぞれの長所にフォーカスし、苦手な部分はフォローし合える環境を構築していくことに今後も尽力したいと思っています。
また、専門性を高めるためのキャリアアップ研修を積極的に受講してもらい、学んだことは全職員で共有するようにしています。2か月に1度はリーダー研修も行なっています。

ここで育った子ども達には将来どのようになってほしいですか。

自分達を取り巻く環境の中で、本物に触れながら自分をしっかりと持って強く生きていってほしいと思います。誰からも必要とされていること、愛されていること、人をきちんと愛すること、人として色彩豊かに成長していってほしいと思います。

memorytree大宮保育園といえば〇〇。この〇〇に入る言葉は?

「本物に触れる」です。「美育」にも繋がることですが、当園で働くすべての職員自身も、意識を高く持つように心がけています。関わる全ての人に相乗効果をもたらすことができるようになりたいと思います。

memorytree大宮保育園

memorytree大宮保育園

住所

〒330-0843
埼玉県さいたま市大宮区吉敷町3丁目156

アクセス

JR東北本線 さいたま新都心駅より徒歩10分

開園時間

開園時間 月~金 7:30~19:30、土 7:30~18:30
延長時間 月~金 18:30~19:30

連絡先

TEL:048-650-5055

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