第3回 LとRの違いについて──なぎさ先生の 楽しみながら英語が聞けちゃう、話せちゃう“フォニックス講座!”

LとRの違いについて
日本人にとって、英語の発音の最大の難関は、LとRと言っても良いのではないでしょうか。こちらが一生懸命、発音をしているのに、通じず虚しさを味わった方も少なからずいらっしゃるのではないかと想像します。はい、私もLとRに泣かされてきたうちの1人です。
高校1年の歴史のクラスで、先生(イギリス人)がある質問をしました。答えは「Rule(ルール)」だと分かったので、手を挙げて何度も「Rule(ルール)」と言っているのに通じず、先生が「もうだめだ :-C」みたいな顔をして他の子が「Rule(ルール)」と言ったら、「That’s correct!(正解!)」と言った時のことは、忘れることができません。
今でもあの時の「君が言っていることはわからない :-C」という表情の先生の顔が思い出されます(笑)。

どうして日本人はLとRが苦手なのでしょう。Sakakihara(2012)によると、もともと赤ちゃんの頃には、すべての能力が備わっているにも関わらず、日本人は、LとRの区別がない環境にいるため、その能力は必要のないものと脳が判断し、失われるのだそうです。
さらに、日本語にはローマ字というものがあって、これも私達のLとRの発音を通じなくさせてしまう原因ではないかなと個人的には思いますが、いかがでしょうか。
さて、日本語には「ら、り、る、れ、ろ」がありますが、これらを発音する時に、皆さんの舌はどう動いていますか?
おそらく、歯の付け根のあたりを少し弾いていると思われますが、もしこの同じ要領でLとRを発音しているのであれば、ネイティブには通じにくいかもしれません。

まずLですが、舌を上の歯の後ろにつけて、弾くように発音します。人差し指を口の前に当ててキャンディーをペロペロするような舌の動かし方が良さそうです。
対してRの発音をする時には、舌を喉の方に丸めて発します。「ゥル」と発音するとネイティブの発音に近くなるようです。
LとRの発音にご興味がある方は、参考までに下記の動画を見て練習していただけたらと思います。

また、LとRが入っていて、個人的に発音しにくいなあと思う単語を6つ挙げてみました。イギリス人の先生による録音を聞いて、ぜひ真似してみてください。
- Ruler(定規)
- Roller(ローラー)
- Girl(女の子)
- Rat(大型のネズミ)
- Lion(ライオン)
- Lollipop(ロリポップ)
先着5名様にイギリス人の先生が発音をチェックしてくれるサービスを実施します。上記の発音を録音しLeap World公式LINEにお送りください。
皆さん、よかったらトライしてみてくださいね! ご応募お待ちしています!
Language Learning and Literacy in Infants (Part 1) . 2012 .
https://www.childresearch.net/projects/brain/01_10.html, (参照 2024-08-2)
(MiRAKUU vol.48掲載)
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5歳よりシンガポール在住。
イギリスのリーズ大学卒。
シンガポールのUWC校にてIBディプロマ取得。
フォニックス講師資格保持者。
自身が英語の発音に苦労したことから、発音に興味を持ち、フォニックスアイランズの教材開発にたずさわる。長年シンガポールのインターナショナル幼稚園にてフォニックスの指導に関わる。日本でフォニックスを広めるべく奮闘中。一男一女の母。