はじめてみよう! ちょっぴりバイリンガルな日々――干支ってなあに?
帰国子女のお子さんや、外国籍のお子さんが入園してくることも多くなってきましたね。そんな時、ちょっぴり英語で声をかけられたらいいなぁなんていう場面もあるのでは?
そんな時にちょっとしたワンフレーズを、少しずつご紹介していきます。
「こういう場面で、どんな風に声をかけたらいいの?」というご質問もお待ちしております。
干支ってなあに?
年の初めには、「今年は何年?」という会話もあるかもしれませんね。
干支ってどこの国でもあるのかと思っていたら、中国、日本、等アジアの一部の地域だけのようで、世界の他の地域の方はお話の由来なども興味を持って聞いてくださいます。
干支についてご存じない方達に、紹介できるようになると会話も弾むかもしれませんね。
《干支》
子 Rat / Mouse
丑 Ox
寅 Tiger
卯 Hare / Rabbit
辰 Dragon
巳 Serpent / Snake
午 Horse
未 Sheep
申 Monkey
酉 Rooster
戌 Dog
亥 Wild boar
ねずみは、Mouse ではなく Rat と言われることの方が多いです。Rat には「うらぎりもの、スパイ、密告者」という意味もあるようで、もしかしたら、十二支のお話を聞いてMouse よりRat の方が呼び方としてふさわしいと思ったのかもしれませんね。
ちなみに、タイやベトナムでは、うさぎの代わりに猫が入っているそうです。
中国ではイノシシではなく豚が入っています。
《十二支ってなんていう?》
十二支の文化は西洋にはないため、占星術で使われている12の数字がついているzodiac(12星座)という単語を使い、Chinese zodiac と呼ばれています。
《十二支の由来》
古代の中国では、太陽の運行を12の部分に分け、それぞれに12の動物の名前をあてました。
これらの名称は、以前は年を表すだけではなく、方角や一日の時刻を表すのにも用いられていましたが、今では主に年に関してだけ使われています。
例えば、2022年は寅年、2023年は卯年というように続くのです。
干支は12年で一周します。
人に生まれた年の干支を尋ねたら、その人の年がわかってしまうことになります。
これを英語で言ってみると⇒
In ancient China, people divided the course of the sun into twelve parts to which they gave the names of twelve animals.
These symbols are used to refer to the directions, and the hours of a day, as well as the years, but nowadays they are mainly used in reference to the years.
For example, 2022 is the year of the Tiger, and 2023, the year of the Rabbit, and so on.
The twelve zodiacs make up 12 years.
So by asking someone what his/her year of the Chinese zodiac is, one can guess the age of the person!
《○○年生まれです》
This is the year of the Rabbit in the Chinese zodiac.
(訳:今年は卯年です)
I was born in the year of the Dog.
(訳:私は戌年生まれです)
In what year were you born? So it is the year of the Rooster.
(訳:何年生まれですか? それなら酉年ですね)
※イラストは「いらすとや」より引用させていただきました。
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イングリッシュアットホーム・EAHフォースクール 代表
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