保育士実習生に向けた「保育士実習あるある」を紹介!
保育士を目指す人なら、誰もが必ず受けなくてはならない「保育士実習」。
辛いと思うことも、楽しいと思うこともあります。
これから紹介する「保育士実習あるある」は保育士実習を経験した人なら懐かしさから微笑ましい気持ちになることもあるかもしれません。
まだこれからという学生さんも、この「保育士実習あるある」を通して実習に向けての予習をしましょう。
保護者対応を学べる
実際に保育士として働き始めると、子どもへの対応だけではなく、保護者との対応が円滑に行えるかということも大事になってきます。
園からの送迎バスの乗降時や朝の受け入れ時などは、他の先生と保護者との対応をよく観察しておくと学びにつながります。
体調管理はしっかりと
本の読み聞かせや子どもと遊ぶ時にはずっと正座をしていることも多いため、普段は大学での座学が多い保育士実習生は注意が必要です。
身体を動かす機会が急に増えると、疲労から風邪をひいたりしてしまうこともあります。
子どもたちも実習生の元気がないと心配してしまいます。
体調管理はしっかりとするように心がけましょう。
子どもに癒される実習期間
なかなか仕事を覚えられなかったりすると、「自分はこの仕事に向いていないのかも……」と自信を失ってしまうことがあるかもしれません。
そんな時こそ、個性ある子どもに癒されてください。
すごい小さな傷をアピールしてくる子、いつも自分にくっついてくる子……。
他にも、実習生が無条件に鬼ごっこやかくれんぼで鬼にされたり、「絵本読んで」って言ってきたのに、全然見てない子がいたりします。
それぞれの子どもを見ていると、無邪気さには癒されます。
名前を覚えてくれる
実習の途中には子どもが実習生の名前を覚えてくれたりすると「保育士っていいな」と思えるでしょう。
お別れの時に泣く子がいるとつい、もらい泣きしてしまったりもします。
子どもたちのためにと最後まで頑張った実習生の姿は、きっと子どもたちの心に残るでしょう。
いろいろな先生と触れ合える
実習中にしかできないことは、他の先生と子どもとの触れ合い方を見ることです。
先生ごとに手遊びのレパートリーや絵本の読み方が違います。
他の先生たちが子どもと触れ合う様子をじっくりみることができるのは、実習中のみです。
他の先生の創意工夫は、実習生にとっても勉強になるでしょう。
実習日誌を書く
実習中に必ず書くのは実習日誌です。
園よっては日誌だけでなく、指導案を書くこともあります。
それらの書き方をじっくり教えてくれるだけでなく、添削までしてくれるというのは、保育士実習ならではの特権です。
実際に保育士として働き始めると保護者への連絡ノートを書くこともあります。
その練習のつもりで、たくさん書きましょう。
保育士実習では大変なこともあります。
しかし、保育の現場を実際に体験することで自分の夢への情熱を確認したり、講義だけではわからない子どもたちとの接し方を学ぶなど、意義は大きいです。
子どもたちから慕われる保育士への第一歩を踏み出すために、保育士実習を楽しんで過ごしましょう。